障がい児の就学問題その3 ダウン症を持つソミー君の就学先と決めた理由

2021/11/25

ダウン症&療育

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我が家のダウン症児ソミー君の就学先が決まりました。
来春から特別支援校に通う事になります。

もともと支援学校判定が出ていたのですが、
『兄弟(姉妹)の通う同じ学校に通わせたい』
『今は支援学校判定でも支援級に入れば、周りの刺激を受けて伸びていくだろう』
『支援級に付いていけなくなったら支援学校に行けばいい』
という思いから支援級を希望していました。

しかし、支援級と支援学校の体験(見学)をしていくうちに、少しずつ考えが変わってきました。

支援級体験での思い

基本的に支援級は勉強をする学級です。
ソミー君はハッキリと話すことが出来ません。
僕たち両親は大体何を言っているのかわかるのですが、先生や友達に上手く伝えることが出来ませんでした。
学校生活において相手に伝えられないという事は、お互いにストレスになります。
何度伝えても伝えられない場合、本人が伝える事をしなくなる可能性が高いのでそうなる事は避けたいです。
そうなってくると、障がいを持った児童の日常的なケアを専門としている支援学校の方が良いのではないか?と思いはじめます。

次に感じた事は、まわりの児童が優しい事です。
支援級は1~6年生が同じ教室で生活をするのですが、上級生がお世話をしてくれるのです。
とてもありがたい事ですが、ソミー君が自分で自分の事が出来る様になる為には果たしてそれが良い事なのだろうか?(周りの優しさには感謝しています)

もう一つ気になった事は、『療育が必要だと思われる児童に人員が割かれる事』です。
学校には普通級と支援級がありますが、普通級に通っていても、支援級相当の児童がいます。
幼いころから発達障がい等の検査・療育を受けている児童は、支援級の中でもしっかりとした生活をしていますが、『グレーゾーン』と言われる、検査や療育をうけていない児童は違います。
授業中に教室に入らない、立歩きをする、学校から抜け出す等をしているので、安全対策の為にも教諭が見ていなければいけません。
そのため支援学級のおとなしい(手間のかからない児童)がおろそかにされがちな印象を受けました。
将来的な自立を考えた場合、放置されていた時間は無駄です

姉弟について考える

姉弟と同じ学校に通わせたい
僕も初めはそう思っていましたが、姉弟の立場から考えるとどうでしょうか?
登下校を含め否が応でも学校にいる間ソミー君の姉弟なのです。
何かあれば姉弟としてフォローする事があるでしょう。
心無い事を言われるかもしれません。
姉弟も小学生です。
自分の事で精一杯の中、ソミー君のフォローもさせるのは酷な事なのでは?
ましてや支援校判定が出ている弟です。
将来、姉弟の負担にさせない為にもソミー君の就学先を決めるのではなかったのか?

親としての想い

親としては姉妹や幼稚園の友達と同じ学校に通い、楽しく過ごして欲しいと思います。
しかし客観的に見れば姉弟と同じ学校に通わせたいのは、親の想いなだけであり、ソミー君に必要な支援・教育が受けられるのは支援学校です。
支援級就学は頭では分かっていても感情面で捨てきれない選択なだけなのです。

支援学校に行きます

ソミー君が自分の事を自分でできるようになる事が最重要なので、現在のソミー君の状態や家族の事も考え、小中高と一貫した教育を受けられる支援学校に就学する事に決めました。
支援級と支援学校どちらの選択をしたとしても、必ず後悔する日は来ると思いますが、自分達が選んだ選択が最善だったと思えるように努力して行きたいです。
将来家族としてお互いの事を負担に思わない関係を築く事が出来るように頑張りたいです。

とは言え、日々ソミー君の成長を見ると、支援級で行けたかも...と思わない日はありません(親の欲目だとは思いますが)
選ばなかった選択肢から解放される日は来るのだろうか?

【冷静に客観的に何が必要なのか考える事が大切】
親ゆえの揺れ

記事:どうする? 障がいを持った子の進学問題...支援学校?それとも支援級?

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